Adobeビジュアルトレンド予測、2018年はこれだ! Vol.2

前回に引き続き、2018年のAdobeビジュアルトレンド予測を紹介していきます。

クリエイティブの現実

wolterke / Adobe Stock

「目にすることが多くなっているのは、理想化されたパラレルワールドで、実り豊かな熱帯地域のユートピアに近い世界です。自然崇拝ではあるのですが、表現が強烈で、サイケデリックなテイストと言っていいかもしれません」

混沌とした現代に自分の場所がわからなくなる事は特別な事ではなく、普通な事なのかもしれません。その結果、理想の場所を求めるというのは自然な成り行きだと思います。常識から解き放たれた理想の場所が自然豊かな場所というのは人間はやっぱり生き物なんだなと実感します。

 

歴史と記憶

Elena Iv-Skaya / Adobe Stock

「不安定な時代だからこそ、物事の基礎や意義を求めて過去に目が向くもの。伝統芸術からひらめきを得たり、過去の大切なものを保存する取り組みや、古い世界のテクニックと新しい世界のテクノロジーの橋渡しを行ったりするアーティストや企業が増えています。」

不安定な時代は先が見えない時代とも言えます。先が見えない時に唯一頼りになるものは歴史だと思います。よく歴史は繰り返されると言われますがそれは間違いない事実です。時代に人間の心理が大きく関わっている限り、同じ局面には同じ様な出来事が積み重ねられていきます。僕も作品について考える時、過去の物を見る事もあります。ただ写真の歴史は浅いのでポートレートなどは絵画を参考にする事が多いです。

触れる感覚

RooM The Agency / Adobe Stock

「アーティストたちは、実際に触れる、誰かと同じ部屋にいる、といった本来の意味のつながりを前面に押し出しています。」

「ビジュアルの世界では、豊かなテクスチャの画像であれ、鑑賞者との間に大胆かつ親密な瞬間を生むカメラ目線の人物画像であれ、要はつながりを表現できるかどうかが大事です」

リアルな物に触れる機会より圧倒的にタブレット、スマホ等を通して関わる事が多くなっています。見た事はあるし、知っているけどそれ以上では無い。つまり、実感が無いのです。例えば触った時の感触、温もり、反応、心と心の繋がり、全ての実感を知らない。その為、ふとした瞬間に強い喪失感を感じると思います。そういう意味では写真も実感が無い訳ですが僕は写真を撮る時に自分の感情、被写体の感情をのせる事でその実感を表現できればと思っています。それは僕と被写体の繋がりを表現することでもあります。

 

今回、取り上げたAdobeビジュアルトレンド予測は今まで僕が写真を作り上げる中で意識していたこともあります。しかし、それをどこまで表現できていたかはわかりません。2018年は自分の写真にこのトレンドを明確に取り入れたチャレンジ的な写真を撮り、発表していきたいと思います。もちろん、僕自身の根底にある想いをこめた写真も撮り続けます。
このブログでも撮った写真をどんどんアップしていくので意見をもらえると嬉しいです。

 

 

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