Adobeビジュアルトレンド予測、2018年はこれだ! Vol.1

僕ら写真家を含め、クリエイターは自分の作風というのを最も大事にしなければなりません。しかし、時代のトレンドも柔軟に取り入れ刺激を受けることも重要だと思っています。Adobeのクリエイティブサービスとビジュアル・トレンドの部門でリーダーを務めるBrenda Milisさんも同じような事を感じているようです。

「特にアーティストの場合、職業柄、どうしても孤立しがちです。そんなときトレンドは、世間の関心がどこに向いているのかというデータやその理由、そして自信を与えてくれるかもしれません。アーティストや似たような業種の企業にとってトレンドは重要なツールです。」

作品を作り上げる時に誰かの意見を聞くという事は基本的にないですよね。そうすると一人の世界で孤立していくことになります。もちろん、その作業は大事なことですがその作品が世間に受け入れられるかどうかという部分での葛藤があります。そんな時にトレンドという様々な要素が含まれたツールを知るという事は大きな自信を与えてくれると思います。
そんなトレンドをAdobeが予測してくれました。トレンドの内容が充実しているので2回に分けて紹介します。

沈黙と孤独

Blend Images / Adobe Stock

「モノや情報に溢れ、SNSでは友人とのやりとりが絶え間なく行われている毎日の中で、1人で静かに過ごしたいという願望が生まれてきているのではないか」

SNSによって情報量も増え、時間を問わず様々の人と出会い繋がることができるのはすごいメリットです。ただSNSが普通の生活の一部となってきた今こそ、逆説的に孤独感を求めるようになっているのかもしれません。今、ウケる写真はインスタ映えという言葉に代表される「キレイ」「カラフル」「鮮やか」の要素が含まれている写真です。正直、みんな飽きてきているのではないかと思います。僕自身も見飽きてきましたし、もともと表現の写真としては成立していないと思っているのでそろそろ違うステージにいっても良いのではと感じてます。

 

流動的な自己

Hilde Atalanta / Adobe Stock

「アイデンティティは昔とは違い、不変でも確立されるものでもありません。」

「今、注目すべきは流動的な自己です。多様に変化し続ける考えこそがアイデンティティであり、そのすべてが祝福されるべきものなのです。」

現代社会ではアイデンティティと表現されるものが多様化されています。様々なアイデンティティというものが受け入れられ、さらに増え続けていくことでしょう。僕たちも常に同じではなく、様々な影響を受け、柔軟に変化していくことが作品を作り続ける原動力になると考えています。

多地域主義

Cavan Images / Adobe Stock

「旅とテクノロジーは、世界を小さくし、相互につながった国際色豊かなひとつの村へと変えつつあります。人々はモノを所有することより、探検や経験を優先させ、たとえば出張の際も、仕事と冒険の境界線は曖昧になり、どうせなら本物の体験をしてみたいという願望を隠すこともありません。」

交通手段はもちろんSNSやインターネットの発達により、急激に世界は近くなっています。一つの写真を通して違う国の人たちが繋がることも特別な事ではありません。生まれた場所、育った環境など全く関係なく、感覚や心だけで繋がることができることに僕は凄い可能性を感じています。

 

今日は2018年Adobeビジュアルトレンド予測の前半を紹介しました。
次回は予測の後半と僕がこれから自分の写真をどのような考えで作り上げ、発表していくつもりなのかについて書きます。

 

 

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