カメラの撮影モードはこの3つでいい!必ず写真がうまくなります

カメラマンだとモデルさんやレイヤーさんから写真を教えて欲しいと言われることが多いです。ただ言葉だけで理解してもらうのは難しいので教科書的にブログを使用しようと思い写真の撮り方をまとめることにしました。今日からスタートですので写真を上手になりたい人やカメラについて学びたい人は一緒に勉強していきましょうね。

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撮影モードは絞り優先AE・シャッター優先・マニュアル露出の3つだけでいい

今日の結論

1.絞り優先AEを選ぶとき
被写体深度をコントロールしたい場合(背景をぼかすなど)
2.シャッター優先AEを選ぶとき
スポーツのように激しく動くものの動きを表現する場合
3.マニュアル露出を選ぶとき
絞りもシャッター速度も自分でコントロールしたい場合

デジタルカメラの撮影モード

最近の一眼レフデジタルカメラは撮影モードがたくさん付いているので内容を把握するだけでも大変です。ちなみにキャノンのカメラの説明書を見たところ、こんなにモードがありました。

【かんたん撮影ゾーン】

1.シーンインテリジェントオート
先進の”全自動”シーンインテリジェントオートは、EOSシーン解析システムを駆使し、キレイな写真に仕上げてくれるモードです。「露出」「ピント」をはじめ「ピクチャースタイルオート」「オートホワイトバランス」「オートライティングオプティマイザ」をより適切に制御し、シーンに合わせた画づくりを実行。たとえば人物なら、人の顔に露出を合わせ適切な明るさで自然な肌色に。風景なら、青空や緑をより鮮やかに仕上げます。

2.クリエイティブオート
背景をぼかした写真も、写真全体にピントを合わせた写真も、直感操作でかんたん設定。撮影シーンに合わせて選べるドライブモードの設定や、ストロボ発光の有無の設定もできます。

3.風景
青空や緑を鮮やかに写します。近くから遠くまで、写真全体にピントを合わせることができます。

4.クローズアップ
花や昆虫、小物など、小さな被写体に近づいて、大きく写したいときに。美しいボケ味が楽しめます。

5.スポーツ
最高約4コマ/秒の連続撮影が可能。動く被写体にピントを合わせ続けるAIサーボAFに自動で切り替わります。

6.ストロボ発光禁止
水族館や美術館などストロボ発光できない場所や、こどもの寝顔を撮りたいシーンなどで活躍します。

7.ポートレート
人物の撮影に。背景をぼかして、撮りたい被写体をさらに際立たせることができます。

【応用撮影ゾーン】

8.プログラムAE
適切な明るさで写るように、カメラが自動でシャッター速度と絞り数値を設定します。

9.絞り優先AE
絞り数値を自分で設定し、ピントの合う範囲をコントロール。背景をぼかしたり、全体にピントを合わせた一枚を撮影できます。

10.シャッター優先AE
シャッター速度を自分で設定。動きを止めたり、流動感を出したり、被写体の動きの写り方をコントロールすることができます。

11.マニュアル露出
シャッター速度、絞り数値など、すべて自分で設定可能。自分好みの画づくりが楽しめます。

 

これだけモードがあると何を選んだらいいかわからないですし、被写体によってモードを変えるというのは手間を考えても現実的ではないと思います。その上、実際はマニュアル露出で全てのモードを対応できるため、それぞれのモードを積極的に選ぶ理由はありません。モードによっては色を鮮やかにする処理などがありますが後で画像処理ソフトで修正できますし、写真としてはデータ的にニュートラルな色で記録しておいたほうが間違いなく良いです。

なぜ撮影モードは絞り優先AE・シャッター優先・マニュアル露出の3つだけでいいのか

全ての要素を考慮し、僕がオススメするのは「撮影モードは絞り優先AE・シャッター優先・マニュアル露出の3つだけでいい」ということになります。もう一度、モードについてキャノンの説明書の内容を書きます。

1.絞り優先AE
絞り数値を自分で設定し、ピントの合う範囲をコントロール。背景をぼかしたり、全体にピントを合わせた一枚を撮影できます。

2.シャッター優先AE
シャッター速度を自分で設定。動きを止めたり、流動感を出したり、被写体の動きの写り方をコントロールすることができます。

3.マニュアル露出
シャッター速度、絞り数値など、すべて自分で設定可能。自分好みの画づくりが楽しめます。

 

このキャノンの説明書の内容で全て分かる方はこのページは読まなくていいです😄
一般的にはあまりピンとこない内容だと思います。この内容が分かるようになれば写真の上達につながりますので説明文の中で最も重要なシャッター速度と絞りについて説明します。

シャッター速度と絞り

絞り値とシャッタースピードの組み合わせで写真の露出をコントロールします。(ISO感度も関係しますがその話は次回以降で)絞り値を大きくして、その分シャッタースピードを遅くしたり、逆に絞り値を小さくし、シャッタースピードを速くしても、同じような露出の写真になります。絞り値とシャッタースピードの値は全く違っても組み合わせによって同じ露出の写真にする事が可能です。露出以外でシャッター速度と絞りを変えるとどのような効果が出るかをわかりやすいイラストで紹介したものがありました。

Quotation:Fotoblog Hamburg

 

このイラストを見てもらうとわかることはこの二つです。このことが理解できればモード選びはぐっと簡単になります。

絞りは被写界深度(ピントがどれだけの範囲にくるか) に影響する。シャッター速度は被写体の動きに対しての写り方に影響する。

 

まとめ

1.被写体深度をコントロールしたい場合(背景をぼかすなど)は絞り優先AEを使用します。
2.スポーツのように被写体が激しく動くものの動きを表現する場合にはシャッター速度AEを使用します。
3.絞りもシャッター速度も連続する撮影の中で変えたい場合はマニュアル露出を使用します

 

あまり内容がたくさんになると混乱するので今回はこれで終了です。
また次回以降、引き続き写真の基礎について書いていきたいと思います。